法事というのは、仏を供養するという意味の仏教用語です。神道では霊祭、キリスト教は追悼会、ミサと言います。
法事は追善供養ともいい、この世に残された者が仏の供養によって、故人が極楽浄土に行くことができるように行うものです。
菩提寺へ日程をご相談頂き、日時、おおよその人数をお知らせ下さい。
ホテル担当者が詳細についてお打ち合わせさせて頂きます。
(御料理、御引物、会場レイアウト、御送迎 等)。
戒名(法名)やご招待する方々の名簿をご準備下さい。
案内状の印刷は1週間ほどで出来上がります。
切手の貼り付けや郵送の準備はお客様の作業になります。
出席人数や御引物の数量をご確認の上、席次表を作成下さい。
(御引物の数量変更は7日前が最終となります)
出席人数の増減があれば前日の午前中までにご連絡下さい。
仏式では、故人の追悼供養のための法事(法要)を行います。亡くなった日を数えて七日目が初七日法要です。初七日以後、七日ごとに、二七日、三七日・・・・・七七日(四十九日)まで中陰法要をします。
七十七日は満中陰と呼ばれ、忌明けとなります。
現在では、会場や会食などの手配やお寺や参列者の連絡といった準備が大変なので四十九日だけを行い、簡素化することが多くなりました。四十九日の後は、亡くなってから百日目の百カ日法要ですが、最近は、四十九日法要と合わせて済ませることが多くなっています。
霊祭は亡くなった日から十日ごとに行いますが、最近では十日祭(仏教の初七日)は帰家祭に続いて行われたり、五十日祭(仏式の四十九日にあたる)だけ行う場合もあるようです。五十日祭で忌明けになります。次の百日祭までに、仮霊舎に祀ってあった故人の霊璽を祖霊舎に移す「合祀祭」を行います。
あとは、一年、三年、五年、十年、二十年、三十年と年忌ごとに式年祭をします。このときは、神職を招いて祈祷してもらいます。
キリスト教では、神の恩寵への感謝と故人の冥福を祈るため、追悼ミサを行います。
時期については決まり事はなく、それぞれの家族によって毎月の命日や毎年の命日など異なり、何年までするかも自由に決められます。
一年目は親族も集まります。服装も特に決まり事はなく、出席者の気持ちのままの装いでよいとされています。